正直、最初は名前しか知らなかった
三菱商事という名前は知っていました。でも「何をしている会社か」と聞かれたら、正直うまく答えられなかったと思います。
「総合商社」という言葉自体、なんとなくは知っていても、具体的に何をしているのかイメージしにくい。そんな会社でした。
それが変わったのは、少し前に話題になっていたあるニュースがきっかけでした。
「バフェットが日本の商社株を買っている」
5年前、高配当株への興味が高まっていた頃のことです。頭に残っていたのが、2019〜2020年頃に話題になったニュースでした。
世界最高の投資家と呼ばれるウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイが、三菱商事をはじめとする日本の5大商社株を大量に取得したというものです。バフェットは2019年7月から密かに買い集め、2020年8月にそれぞれ5%超の保有を公表。発表直後、商社各社の株価は一日で10%前後急騰しました。
「あのバフェットが選んだ日本株」——その記憶が、改めて三菱商事を深く調べるきっかけになりました。調べてみると高配当であることもわかり、購入を決意しました。
三菱商事ってどんな会社?
三菱商事(証券コード:8058)は、日本最大の総合商社です。
「商社」とは何をしている会社かというと、一言でいえば「世界中のあらゆるビジネスに関わる会社」です。
∙ 資源・エネルギー:石油、天然ガス、石炭などの資源開発・取引
∙ 食品・農業:ローソンなど食に関わる幅広い事業
∙ 機械・インフラ:自動車、プラント、インフラ整備
∙ 金融・リース:金融サービス全般
∙ 新産業・DX:再生可能エネルギー、デジタル事業
コンビニのローソンはかつて三菱商事の子会社でしたが、2024年よりKDDIとの共同経営に移行しています。それでも三菱商事との深い関わりは続いており、このような身近なビジネスに関与している点が三菱商事らしさのひとつです。
なぜバフェットは商社株を選んだのか
バフェットが商社株を選んだ理由として、いくつかのポイントが挙げられています。
ひとつは事業の多様性です。資源・エネルギーから食品、インフラまで幅広い事業を持つ総合商社は、バークシャー・ハサウェイ自身のビジネスモデルと似ていると評価されています。
もうひとつは株主還元の姿勢です。三菱商事は2016年から累進配当方針を掲げており、バフェットはこの点を高く評価しています。
⚠️ 配当利回りは株価の変動により毎日変わります。投資判断の際は必ず最新情報をご確認ください。
なお、noteマネーでは三菱商事(8058)の株価チャートをリアルタイムで確認できます。ぜひ活用してみてください。
高配当株として見たときのポイント
三菱商事は2016年から累進配当方針を掲げており、減配せず維持または増配を続けてきた実績があります。配当利回りは市場環境によって変動しますが、歴史的に2〜4%台で推移することが多い銘柄です。
値上がり益と配当の両方を享受できる点が、長期投資家に評価されています。
実際に持ってみてどうだったか
結論から言えば、大幅にプラスになっています。
バフェットのニュースをきっかけに注目し始めた銘柄が、自分のポートフォリオの中でしっかり育っている——そのことが、長期投資への自信につながっています。
「有名投資家が買っているから」という理由だけで株を買うのは本来おすすめしませんが、そのニュースをきっかけに会社を深く調べる習慣ができたことは、今振り返っても良かったと思っています。
こんな人に向いているかも
∙ 「総合商社ってよく聞くけど何をしている会社?」と思っていた人
∙ 長期で安定した配当を受け取りたい人
∙ 新NISAの成長投資枠で日本を代表する大企業に投資したい人
まとめ
三菱商事は、バフェットの投資でも注目された日本を代表する総合商社です。資源・食品・インフラ・金融など幅広い事業基盤と、2016年から続く累進配当方針が長期投資家に支持されています。
「バフェットが買った」というニュースは、自分が会社を深く調べるきっかけになりました。投資は情報との出会いから始まることもある——そんなことを実感させてくれた銘柄です。
この記事はあくまで個人の体験をもとにした情報提供です。投資にはリスクが伴います。投資判断はご自身の責任のもと、最新情報に基づいて行ってください。
数値・情報は執筆時点のものです。最新情報は各社IR・証券会社サイトでご確認ください。
