■ はじめに

SRAホールディングス(東証プライム・3817)は、ITコンサルティング・システム構築・運用サービスを手がける情報サービス企業です。派手な知名度はありませんが、2026年3月期に過去最高益を更新し、配当は200円へ増配。さらに2027年3月期は220円を計画と、着実な成長と株主還元が続いています。「地味だけど確実に積み上げてくれる高配当株」として、長期投資家の間で静かに評価されている銘柄です。

■ 基本データ(2026年7月時点)

株価:約4,600円前後

2026年3月期実績配当:200円

2027年3月期配当予想:220円

配当利回り:約4.3〜4.4%(200円ベース)/約4.8%(220円ベース)

配当性向:45.1%(2026年3月期実績)/50.5%(2027年3月期会社予想)

※株価・PERは日々変動します。掲載時の最新情報をご確認ください。

https://money.note.com/embed/charts/3817?type=company&period=fix&end_date=2026-07-15&term=six_month&embed_key=Pe9zT2WymdqRpxmX

■ 配当の安定性・増配実績

SRAホールディングスは、普通配当ベースで長期にわたり安定的に増配を続けてきた銘柄です。配当の推移を見ると、2024年3月期160円→2025年3月期180円→2026年3月期200円→2027年3月期220円計画と、毎年20円ずつ着実に引き上げられています。会社は「配当性向50%を目処に安定的な高配当を目指す」方針を掲げており、業績の拡大とともに配当も伸びていく期待が持てます。

■ 業績トレンド

2026年3月期の通期実績は売上高533億円、営業利益82億円、経常利益95億円と、主要な利益項目がいずれも過去最高を更新しました。2027年3月期は売上高555億円(前期比+4.2%)、営業利益86億円(同+4.3%)を会社は計画しており、本業ベースの増収増益が続く見通しです。なお、純利益は前期に計上した為替差益の反動で若干の減少が見込まれていますが、本業の競争力は維持されています。

■ 株主優待

株主優待制度はありません(2014年に廃止)。配当による株主還元に一本化したスタイルです。

■ リスク・注意点

配当性向が高まりつつある:2027年3月期は配当性向50.5%と会社方針の上限に近づいており、さらなる増配には業績成長が欠かせません。

知名度の低さ:IT業界の裏方的な存在のため、株価の値動きが地味になりやすく、短期売買には向いていません。

純利益の一時的な減少:2027年3月期は為替差益の剥落で純利益が前期比減少予想です。本業は増益ですが、数字の見え方には注意が必要です。

■ しまちゃんの総評

SRAホールディングスは「知る人ぞ知る高配当株」の典型です。過去最高益を更新しながら毎年20円ずつ増配を続けており、次期の利回りは約4.8%が見込まれます。配当性向50%を方針として明示していることで、増配の持続性にも一定の根拠があります。派手さはありませんが、長期保有でじっくり配当を積み上げたい人には相性の良い銘柄だと思います。

■ 免責文言

この記事はあくまで個人の体験をもとにした情報提供です。投資にはリスクが伴います。投資判断はご自身の責任のもと、最新情報に基づいて行ってください。数値・情報は執筆時点(2026年7月)のものです。最新情報は各社IR・証券会社サイトでご確認ください